生きてるだけでいい

2002年3月14日
TVで病気で小学校6年生までしか生きられなかった男の子の特集があっていました。
生前のビデオで
「人の役に立てる人間になりたい。
でも人は生きているだけで人の役に立っている」と
言っていました。
とても小学生が言える言葉ではないと思います。
今の世の中、大人でもそうそう言える言葉ではありません。
その子もとても強かったと思いますが
親御さんの暖かい愛情や周りの人の優しさがあったおかげだと思います。
日ごろ、子供たちと接してると
勉強が出来ないやら、足が遅いやら、お行儀が悪いやらと健康で過ごしている感謝の気持ちを忘れがちになります。
ただでさえ、一人の人間を一人前に育てるのはとても大変なことです。
でもその子が明日死ぬかもしれないなど考えながら育てていくとは到底考えられません。
それを考えたら、うちはとても幸せな家族かもしれません。
少々悪くたって良い。
勉強も出来なくて良い。
でもこの子のように何か一つでも人の役になれるような人間になってもらいたい。
そしてお父さんより先に死ぬような事だけはしないでください。
それだけがお父さんの願い。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索